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鴨川ジプシーセッション/京都バルカン音楽同好会
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明日(11/19)のセッションは雨天会場
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明日は鴨川ジプシーセッションですねー
外でやりたかったですが、寒そうなので室内会場で開催します。
予約していない方も、直前でもいいのでひとことメッセージいただき、奮ってご参加下さい!

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山陰本線はラッチョ・ドロム

■はじめに■
山陰本線は全長677kmにわたる幹線です。
しかし幹線とは名ばかりで、電化区間は少なく、ほとんどの区間で一時間に一本以下。
そのため「偉大なるローカル線」とも呼ばれています。

超閑散区間から近郊区間まで、一言では言い表せない魅力を持ち、まるでインドからヨーロッパに至るジプシーの旅のようです。

という訳で、山陰線の区間のみどころを、映画「ラッチョ・ドローム」のシーンになぞらえて紹介します。
区間は以下の通り。

①下関近郊区間(下関~長門市)…【北インド】
 →旅はまだ始まったばかり。終点京都(西欧)は約600km(10,000km)のはるかかなた。影も形もありません。

②超閑散区間(長門市~益田)…【アラブ】
 →出発地点より派手さがなくなり、ある意味一番しっとりするところ。

③石見地区(益田~出雲市)…【トルコ】
 →ジプシーらしさ(山陰線らしさ)の形成される区間。盛り上がりの始まる区間。

④山陰特急街道(出雲市~鳥取)…【東欧】
 →特急含めて本数が増えるあたり、踊りがあったり、タラフのような激しい音楽となるあたりと重なります。でも、西欧(城崎以東の電化区間)とは違う文化。

⑤丹波地区(鳥取~城崎温泉~福知山)…【フランス】
 →大阪都市圏の中にある田舎の風景が、ジャズの1ジャンルであるマヌーシュスウィングのよう。おしゃれさは観光地(餘部鉄橋や城崎)として、その中にあるジプシーっぽさは駅舎や橋梁・トンネルなどの設備の古さと重なります。

⑥京都近郊(福知山~京都)…【スペイン】
 →音楽的には一番メジャー(フラメンコ)なのが、一番本数が多くて輸送量も多いことと重なります。



■各区間のおすすめ■

□出発地点まで…

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・山陰線全線を旅するのなら、京都からではなく、下関からたどるのがおすすめです。
 京都から行くと、乗る機会の少ない出雲市以西にたどりつく頃には疲れてしまうからです。
 また下関からなら18キップシーズンの同業者も少ないです。
 同時に北インドからスペインに至るジプシーの旅に重ねることができます。
 京都駅到着の感動が半端ないです。

・ただ、往復鈍行は疲れ果て、日程も現実的ではありません。
 関西から下関はのぞみで行く以外には以下の2通りがおすすめです。
 1)バリ得こだま
  ぷらっとこだまのJR西日本版です。新幹線で小倉までに比べ、割安。

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 2)フェリー
  正直、コレがいちばんおすすめ。大阪発15時のものにのれば、門司に6時に到着。その後の山陰線の旅も計画しやすいです。港を離れる時に流れる蛍の光が泣けます。

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  別料金ですが、船内の食事も妙なウマさ。早朝の朝食はつらいですが夕食とれば無料の場合も。
  また、船内ライブを行うと、割引を適応されることもあるらしいですよ! 旅するミュージシャン・ダンサーは必見です。

・門司や下関も魅力的な街ですが、これらは比較的行く機会が多い場所です。
 ぐっとこらえて早速山陰線の旅に参りましょう。



①下関近郊区間(下関~長門市)…【北インド】

■鉄道
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・吉見までが下関近郊。小串から本数が減ります。
・小串~長門二見、長門粟野周辺、黄波戸~長門市で海岸線を眺められます。

■観光地
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・この区間の白眉はやはり角島大橋
 少ないながらもバスがあり、絶景すぎる路線に乗れます。バスは滝部駅発ですが、難読駅の特牛(こっとい)駅にも立ち寄ります。せっかくなら乗車時か降車時は難読の特牛(こっとい)駅を利用しましょう。相当鄙びた駅です。
 橋が見える丘に上がり、2~3時間ボーっとするのとかが本当の贅沢です。

■温泉
・鉄道の近くで行ける温泉で有名なのが川棚温泉。
 ほかにも、吉見駅の吉見温泉、湯玉駅の大河内温泉、長門二見駅の津波敷温泉、滝部駅の滝部温泉、伊神駅の油谷湾温泉、黄波戸駅の黄波戸温泉があります。
・長門市から美祢線で2駅の長門湯本駅には有名な長門湯本温泉があるが、本数が少なく、山陰線の旅の途中で寄り道するのは困難。ただ、割り切って長門市からバスに乗れば行けるかもしれません。



②超閑散区間(長門市~益田)…【アラブ】

■鉄道
・山陰線最閑散区間。日中4時間列車がやってきません。
 2017年8月登場の観光列車「○○(まるまる)のはなし」を利用するのがおすすめ。山陰線に沿って最閑散区間を抜けてくれます。

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・金子みすずで有名な仙崎まで一駅の支線があります。しかし一日6往復! 帰りはバス(20~30分に1本)に乗るのがベター。

・長門大井~那古、木与~宇田郷が海岸線、そして木与駅は海岸から徒歩10秒。また宇田郷~須佐の惣郷川鉄橋はビューポイントとして知られています。

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・とにかく、萩以外は鄙びきった沿線風景を味わう区間です。

■観光地
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・この区間では、やはり萩に立ち寄りたいですね。
 東萩駅にレンタサイクル店があります。

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 世界遺産の松下村塾や城下町もありますが、2017年に観光拠点としてリニューアルされた明倫学舎では、維新の物語を演舞としてやっているものを見ることができます。若い劇団員が頑張っている感じで非常に好感が持てました。

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・手打ちうどん「どんどん」はうまかったです。地元の人多数来店。わかめのおにぎりが絶品。

■温泉
・温泉は“北インド”区間に比べて少ない。萩市内に8か所の源泉があるようです。



③石見地区(益田~出雲市)…【トルコ】
■鉄道
快速アクアライナーをうまく使えば特急並みのスピードでこの区間を抜けることができます。
・益田~岡見、折居~周布、都野津~江津、黒松~石見福光、仁摩~五十猛、久手~田儀と海岸線の美しい所を走る区間が多いのが特徴。

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・江津では2018年3月廃止の三江線に乗ってみるのも一興。山陰線より一段と鄙びています。日本にこれほど鄙びた路線は他に無いと思いました。

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途中の石見川本に昼どきに下車すると、廃止1年前より町役場の人が出迎えてもてなしてくれます。しかし1日5本しかなく、廃止決定以降は記念乗車する人で混雑。18キップ期間中は顕著。自然災害で止まること非常に多いので気をつけましょう。(通称冬眠)

■観光地
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・江津は駅前の観光案内所で石見神楽で使う大蛇のハリボテがおでむかえしてくれます。

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・夏であれば、車窓から見える海水浴場が大変魅力的に見えます。でも、2時間に1本の普通列車を待つ間、少し海に入るのもいいかな、と海に繰り出してしまうのは大変危険。一人者が海水浴場に行くと、罰ゲーム感半端無いです(笑)

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・三江線の江津本町付近は江津の旧市街で、マドレーヌの近本大正堂がおすすめです。状況に応じて江津駅まで送ってくれることも。

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・石見では石見神楽を観たいですね。益田、浜田、江津、大田の各市で、土曜夜や日曜の昼にやっていることが多いです。浜田が最も神楽に力を入れています。

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スーパー等で、レンジャーショーのように石見神楽が演じられます。

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・2007年に世界遺産指定の石見銀山は大田市よりバス。間歩とよばれる坑道探索がメインとなりますが、石見銀山ガイドの会のワンコインガイド(500円)があるとなおよいです。赤茶色の石州瓦、大森の町並みも鄙びています。

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・石見銀山は、出前ちんどんの学生が毎年夏合宿に来ている思い出の場所。群言堂の社長の好意で、鄙舎(ひなや)というかやぶき屋根の家に泊めてもらっています。2017年、新しく屋根をふき替えを行うクラウドファンディングでは、私も出資しました!! 群言堂本店及びカフェが大変おすすめ。銀山坑道以上におすすめです。社長夫妻の思想が本当にスバラシく、本当に素敵なところだと思います。一度は群言堂本店と鄙舎に足を運んでみましょう。現在は高級宿泊施設となってしまった阿部家の他、今後、安く泊まれるゲストハウスもオープンさせる予定だそうです。


■温泉
・石見の温泉は、鉄道からは遠い場所に多いが沿線にもいくつか存在します。鎌手の荒磯温泉、仁万の湯迫温泉。小田の小田温泉、多伎いちじく温泉、出雲神西の出雲平成温泉。なかでも白眉は温泉津(ゆのつ)の温泉津温泉。にごったお湯に湧出物がこべりついた湯船がそそります。シブさに惹かれる元湯はかなりあついらしいです。

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・鉄道から遠い場所には秘湯が存在します。温泉に重きを置くなら、バスやタクシーを使って行ってみるのも一興。大田市~粕淵間にある湯抱温泉、三江線川平の上津井温泉、三瓶山近くにある三瓶温泉、小屋原温泉、池田ラジウム鉱泉。

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なかでもキングオブ秘湯というべきは、三江線沢谷から車15分の千原温泉。明治期の木造の浴室に、湧出物の付着した木の浴槽、そして炭酸ガス湧き出る茶色くぬるいお湯。いつまでもつかっていたくなる温泉です。

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残念ながらバスはありません。雪の無い時期なら徒歩で沢谷駅(2018年3月廃止)から1時間強。ただし冬は雪深いのでタクシーを呼ぶ必要があるでしょう。
・このあたりは「石見の温泉ガイドブック」(PDFリンク)をご参照のほど。観光協会に設置してあることが多いのでゲットしてみましょう。



④山陰特急街道(出雲市~鳥取)…【東欧】
■鉄道
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・出雲市からは本数が激増(と言っても30分に1本くらいですが…)。普通は行き違いに加えて快速や特急の通過待ちが多く、駅で長時間停車が多いです。

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ここは往年の汽車旅気分になり、待ち時間に列車の外に出て、古い駅舎を眺めたりしてゆっくり過ごしましょう。

・車窓から日本海が遠のきますが、宍道~玉造温泉では海のかわりに宍道湖が眺められます。
・伯耆大山~中山口では右手に大山が望めます。
・由良駅はコナン駅となっていて、青山剛昌ふるさと館があります。

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・鳥取駅は米子周辺以外でJRが電化されていません。若い人も含めて列車のことを未だに「汽車」と言っています。言葉の無煙化(SLの置換)はまだ達成されてません。何度か乗った印象からすると、米子~浜坂は未だにSLが走っているようです
(笑)

■観光地

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・出雲市のゲストハウスいとあんは路地裏にあります。店主はサッパリした女性です。

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・最大の観光スポットは出雲大社となる訳ですが、山陰線18キップの旅にはあえて入れなくてもいいかもしれません。出雲市からバスや電車で30分はかかるし…。
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ただし、旧JR大社駅は重厚でいい建物だと思います。

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・宍道湖見たければ宍道駅で下車。砂浜かと思いきや全部シジミの貝殻だったりしてびっくりします。

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・米子からの境線で行く境港はゲゲゲの街。町中が妖怪で溢れています。
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 米子と言えば、うまい駅そば(鯖寿司)と、梨ソフト。つい食べたくなる味です。

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・快速が停まらないこともある松崎には旧国鉄寮を改装したゲストハウスがあり、併設のカフェでは近所の方と旅人がうまいバランスで交流を図ることができます。18キップの旅をしていても、普通しか止まらない駅で下車するのって、案外無いんですよね。

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・鳥取ではYというゲストハウスがおすすめ(たみと同じ経営)。弥生町(飲み屋街)にあるおばんざいゆうは、旅の秘境です。

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・山陰の冬はかにが魅力。小さい親がに(雌かに)の味噌汁なら安価に食せます。
 土産物屋よりも地元スーパー、それよりも漁港が安い。境港、浜坂が多い気がします。次いで津居山、賀露港。経路的には浜坂あたりで買うのがいいですかね。

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・鳥取市内には案外カレー店が多い。一世帯あたりの年間購入量が全国トップクラスらしい。「スタバは無いけどすなばはある」のすなば珈琲は、普通にうまいカフェ。スタバより良いと思います。観光客も地元民も多く、行列ができる場合があるのでご注意を。
・市内には同様とおもちゃの殿堂「わらべ館」があり気にはなっているが行ったことないです。

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・あ、砂丘があった。忘れてた(笑)。雪が降ると砂丘は単なる雪山に。
・鳥取県を旅するなら、トリパスはゲットしましょう。スタンプ集められなくても、各種特典が無料で受けられます。

■温泉
・再び駅から近い温泉が増えます。荘原の湯の川温泉、来待の来待温泉、玉造温泉、米子の皆生温泉、淀江のラピスパ、松崎のはわい温泉と東郷温泉、浜村の浜村温泉、そして鳥取の鳥取温泉。鳥取では市内にいくつかの温泉の銭湯があります。

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・知名度で言えば玉造温泉が一番ですが、知る人ぞ知る東郷温泉の寿湯もまた渋い魅力。

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細すぎる路地を抜けた先にあり、たみゲストハウスに泊まると便利です。

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・駅からは遠いですが、倉吉からバス30分の三朝温泉は魅力。ラジウム泉に入ると、なぜだか活力がみなぎる気がします。なかでも自噴湯で名高い桶屋旅館は湯治場の雰囲気をよく残し、手作りの食事がウマい。コスパが良いです。また泊まりたいなあ。

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山陰線を延々と旅した人なら、倉吉の白壁土蔵は、優先順位が下がります。しかし行ったらくらカフェにはお立ち寄りを。



⑤丹波地区(鳥取~城崎温泉~福知山)…【フランス】

■鉄道・観光地

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・再び鄙びる山陰線。その分景色は良く見え、東浜、鎧、佐津~竹野で海を眺めることができますが、山口や石見地区の比ではありません。

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・東浜駅は豪華寝台「瑞風」の停車駅となり、駅がモダンに改装されました。

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同時にオシャレなレストランもオープン。

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・この白眉は何と言っても餘部鉄橋です。

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餘部駅直後からトンネルまで、40mの高さから日本海を見ることができます。通過時に写真撮影してもブレますので、窓を開けて、動画を撮影するのがいいでしょう。時間があれば下車し、下にある道の駅に立ち寄るのも。列車は60~90分間隔なので、眺めをみて、食事すると丁度いい時間に。最近エスカレーターが設置されるようです。

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しかしせっかくなので自分の足で上ってみては!

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・浜坂、香住はカニの像が出迎えてくれます。

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・このあたりの山陰線は開通が明治時代なので、トンネルや鉄橋がレンガづくり。新型車両に乗ったら、前面展望(運転席の後ろから前を見る)するとおもしろいですよ。
・この区間には臨時快速山陰海岸ジオライナーが走っていて、景色の良い所で一時停止してくれます。

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城崎で流れる駅メロは「渚にまつわるエトセトラ」。カニ食べ行こう~、というのがその理由です。しかし曲自体のイメージは日本海側ではなく太平洋…。

■温泉・観光地
・岩見駅からはゆかむりで有名な岩井温泉がありますが、少し離れています。浜坂の七釜温泉、香住のかすみ・矢田川温泉も同様。上夜久野のほっこり館はまだ近い。

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・この区間での温泉はやはり名湯城崎温泉。徒歩圏内に7つの温泉があり、湯めぐり券で全て回れます。しかし消毒臭く、熱いお湯なので、個人的には1か所だけ入った方がいいかと思います。

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一の湯入りましたが熱かったー。駅に近いさとの湯はスーパー銭湯の趣。地元民曰く、鴻の湯が一番鄙びている模様。

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・駅弁食べるならかにめし。米子~豊岡の主要駅やその周辺で販売。
・和田山から播但線一駅の竹田は、天空の城竹田城跡への最寄。



⑥京都近郊(福知山~京都)…【スペイン】

■鉄道

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・福知山から京都は、京都近郊の通勤・通学の足として利用されており、いよいよ京都に近づいてきた感じがします。この文章書いているだけでも感慨深い(笑)
・山陰線の旅を下関から続けると、福知山は大都会に思えます。
・園部からは複線となりスピードアップ! 車両も4~8両となります。今までの山陰線から考えると別世界。
・馬堀を過ぎるとトンネル多い。保津峡駅からは嵯峨野観光鉄道となった旧線が見れます。
・嵯峨嵐山からは外国人含めた観光客で混雑します。
・二条駅付近から見る見慣れたはずの京都盆地が本当に大都会に見えます。
 二条くらいから運転席後ろに立ち前を見ることをおすすめします。
 そうすれば京都駅山陰線ホームに到着した時の感動もひとしお! 遠路はるばる677.3kmお疲れ様でした!

■観光地
・福知山はスイーツで有名。詳しくは観光協会で福知山スイーツマップを貰いましょう。

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・和知駅には新しくコミュニティカフェができました。地元民との交流の場。

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・胡麻駅売店には地元高校生が作ったアイスやヨーグルトがあり、授業で作ったため激安でおすすめ。ヨーグルトは60円! 特急の通過待ち停車があればねらい目!

■温泉
・福知山にも温泉はありますが、市内の銭湯、桜湯は観光客も訪れる場所。また、綾部は駅前に栄温泉があり、泉質ともかく非常に駅近くて便利です。



■おわりに■
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・山陰線には、長距離鈍行が比較的遅くまで残っていました。中でも有名なのは普通列車「山陰」号で、京都から出雲市を12時間かけて結んだ夜行でした。普通列車なのに寝台列車も連結されていました。現在は分断されてしまっていますが、駅や設備にその当時の面影を感じることができます。のんびり「昭和の鈍行」を味わってみるのも良いでしょう。


■2泊3日モデルプラン■
【0日目】
大阪港→(フェリー)→船中泊

【1日目】
門司→下関→萩(観光)→温泉津(泊)

【2日目】
温泉津→仁万(砂の博物館)→石見銀山(観光)→米子(泊)
※石見銀山の観光に時間をかける場合は出雲市泊、かけない場合は倉吉(松崎)泊。

【3日目】
米子→鳥取→城崎→京都


という訳で、次の18きっぷシーズンは、山陰線で、ラッチョ・ドロム(良き旅を)!!


※写真は最後の1枚を除き全て筆者撮影